楽な科って本当?耳鼻咽喉科で働く看護師の実態とは

耳鼻咽喉科は他の科と比較して「楽な科」だと言われることがあるのを、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。しかし、実際は決して楽な科ではありません。

それなら、なぜ耳鼻咽喉科が楽な科だと言われることが多いのかというと、耳鼻咽喉科では緊急性が高い患者が来院する機会が他の科と比較してとても少ないからだと思われます。特にに入院施設がない診療所やクリニックでは、患者としては症状が辛くて来院しているものの、命の危険性は低いことがほとんどです。

そのため、命の危険性が高い患者が多い外科などと比較すると、耳鼻咽喉科の雰囲気は緊張感で張りつめていることはなく、穏やかに感じられることすらあるのです。しかしながら、看護師にとっては今自分の前にいる患者に寄り添い、自分にできることを全力で対処することには変わりありません。

耳鼻咽喉科の看護師の主な業務は、医師の診察介助です。たくさんの患者が来院して待っている中、医師がスムーズに診察できるように患者を誘導したり、医療機器の準備をしたりするのが仕事なのです。

また、耳鼻咽喉科においても医療技術が日々進歩しているので、看護師もぼんやりしている暇はありません。常に新しい医療技術について学び、すでにある知識をアップデートしていく必要があります。

このように、耳鼻咽喉科は決して楽な科ではありません。命の危険性が高い患者が来院する確率はきわめて低いものの、真摯に患者に向き合うために努力が必要不可欠な科なのです。