耳鼻咽喉科の看護師に求められるスキルって何?

耳鼻咽喉科の看護師としての勤務を希望されている人は、看護師国家資格はもちろんの事ですが、もし違う科で働いていたとしても耳鼻咽喉科へ移動願いができるように知識を準備しておくといいでしょう。事前に仕事内容を把握し、求められるスキルを身につけておけば即戦力として認められるかもしれません。

耳鼻咽喉科で使われる専門器具は、取り扱いを理解していないと使えないことも多いです。最もよく使用する呼吸器は、患者に教えてあげなくてはなりません。聴覚検査だけでも5から6種類の聴覚検査機械があります。どの機械を使うかはクリニックの方針のため、同じ耳鼻咽喉科でも病院が違えば最初は少し戸惑うこともあるでしょう。機械に関する知識や動かすスキルがあれば重宝されます。他にも臨機応変さや知識欲への姿勢が大切です。

もう一つ求められるスキルはコミュニケーション能力です。実は耳鼻咽喉科は患者が内科の次に多く、年齢層も小さなお子様やお年寄りまで幅が広いです。そのため年齢、症状に問わず落ち着いて会話ができる人が求められます。

どの看護師も必要ですが、特に耳鼻咽喉科は粘液に関する問題が多く、直接顔や耳を触る事があります。接触感染や飛沫感染の不安は全くないとはいえません。使用する検査機械はもちろん、患者に直接触れるものは念入りに除菌をするのは当然です。機器の洗浄は看護師の最も重要な仕事で、手早くきちんとした除菌ができるというのは立派なスキルです。

また、耳鼻咽喉科で役立つ資格については〔http://otorhinolaryngology-nurse.com〕にて紹介されていますので併せてご覧ください。